What’s IKEBANA?(池坊展)
皆様は、どんな連休をお過ごし
でしたでしょうか?
先日、友人から頂いたチケットで
「池坊展」に行って参りました。
最終日と言うこともあり、会場は
沢山の人で賑わっていました♪
華道に馴染みが無くても「池坊」と
言う名前は御存知の方も多いと
思いますが・・・
池坊は「立花」「生花」「自由花」の
3つのスタイルにわかれています☆
およそ1400年前に、聖徳太子が創建
したと伝えられる京都の「六角堂」に
おいて、代々、僧侶が仏前に花を
献じていました。
その僧侶が六角堂の池のほとりに
住いしていたことから「池坊」と
呼ばれるようになったそうです。
室町時代に成立した、最も古い様式の
「立花」。。。
木を山、草を水の流れと見立て
一瓶の中に大自然の景観美を
表わす壮大で華麗な花形です。
こちらは弘化4年、孝明天皇即位に
際して華道家元41世池坊専明が献上した
立花のレプリカです☆
今回の池坊展で、私が一番
興味深かった作品。
枝振りも素晴らしい!!
しばらく、その場から離れることが
出来ませんでした。
江戸時代後期に成立した
いけばなの様式の「生花」。。。
草木が地に根を張り、生きる姿を
表現します。
楚々とした中にも、植物の中に
息づく生命の輝きが感じられ
個人的に好きなスタイル★
池坊の基本である
「真(しん)」「副(そえ)」「体(たい)」
もう何十年も前に習得したことを
懐かしく思い出す、良い時間が
持てたことに感謝の気持ちで
いっぱいになりました。
明治時代以降、生活様式の変化に
従いうまれた「自由花」。。。
あらゆる空間に対応でき、
自由な発想で生けることが
できる、いけばなです。
ちょっとしたスペースに気軽に
飾ることが出来ますから、
現代のインテリアに一番適する
いけばなと言えるかも知れませんね。
今回の「池坊展」では、
What’s IKEBNA?というテーマで
より「いけばな」を分かり易く説明する為、
パンフレットの「二次元コード」を読み込んで
YouTubueを観ることも出来、
私も、今回初めて前の日にYouTubuを
見てから出掛けました♪
いつも以上に見応えがあるように
感じた「池坊展」。
また、いつか機会があれば
基本から学んでみたいと思った
「立花」と「生花」です☆
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